ファンダイビングツアー
ファンダイビングはダイビングライセンスを所持されている方用のダイビングツアーです。ライセンスをお持ちで無い方は体験ダイビングへご参加下さい。タオ島へのツアー(全船種)は、体験ダイビングとシュノーケリングのお客様もご参加可能です。
2種類の船を利用
スピードボートとカタマラン型スピードボートの2種類の船を利用したダイビングツアーを催行しています。
▼スピードボート利用ツアー
船尾に2~3台の大型船外機を搭載したグラスファイバー製のモーターボートです。乗船客の人数に応じて、36フィートから42フィートのサイズのボートを使い分けています。日本では、ホンダやヤマハ製の250馬力の船外機を搭載したモーターボートをほとんど見かけないでしょう。穏やかな日に時速50km近くで疾走するこのボートは、爽快な体験を提供します。スペースは限られていますが、カタマラン型のボートよりも速度が出ることが大きな魅力です。
[タオ島]催行日:月・木・土
●ダイビング本数:2ダイブ
●料金 5100B/5400B※
●出発09:00~帰着16:00
天候により、タオ島沖の外洋ポイントで潜る場合は料金が5300Bになります。ポイントはツアー当日の朝に決まります。事前にポイントを指定することはできません。
体験ダイビングへのご興味をお持ちの方は、ファンダイビングを楽しむライセンス保持者と同じボートでサムイ島からのツアーに参加できます。ただし、潜るポイントはファンダイビング向けのポイントとは異なることがございます。特に、体験ダイビングは外洋地点での実施はありません。もし同じグループ内に体験ダイビング参加者とファンダイビング参加者がいる場合、例えばカップルやグループ旅行の場合など、ファンダイビングの参加者は体験ダイビングの参加者に合わせて一緒に潜ることができます。これは、ダイビングが経験に基づくアクティビティであるため、初心者が上級者に合わせることが難しい(場合によっては危険を伴う可能性があるため)からです。したがって、体験ダイビングの参加者とファンダイビングの参加者が一緒に潜りたい場合は、上級者が初心者のレベルに合わせることが求められます。
[セイルロック]催行日:火・水・金・日
●料金 5000B
●ダイビング本数:2ダイブ
●出発09:00~帰着14:00
▼カタマラン型スピードボート利用ツアー
カタマランは、その双胴構造により、一般的なスピードボートと比べて全幅がほぼ2倍に及ぶ、居住性に優れた船です。この胴体が2つある設計は、ダイビングツアーに最適で、広々としたスペースを提供し、水中へのエントリーや上がる際のエグジットを格段に快適にします。さらに、船内には2か所のトイレが設置されており、長時間の航海でも安心です。
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スピードボートと比べ2倍の幅があるフロントデッキ
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プラットフォーム
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フロアープラン
[タオ島]催行日:月・水・金
●ダイビング本数:2ダイブ
●料金 5600B/5900B※
●出発09:00~帰着16:00
※天候によって、タオ島沖の外洋ポイントで潜る場合、料金は5700バーツになります。潜るポイントはツアー当日の朝に決定します。事前にポイントを指定することはできません。
体験ダイビングの参加者も同じボートに乗ることができますが、潜るポイントはライセンスを持つダイバーのファンダイビングとは異なる場合があります。外洋ポイントでの体験ダイビングは提供しておりません。
[セイルロック]催行日:火・木・土・日
●料金 5400B
●ダイビング本数:2ダイブ
●出発09:00~帰着14:00
- 料金には、主要エリアへの送迎、ダイビング器材一式、保険、昼食が含まれます。お客様がダイビング器材をご持参いただいても、料金は変わりません。山上のビラ(貸別荘)やAirbnbなど、特定の宿泊施設からの送迎は別途料金が発生する場合がございます。
- 予約金は不要で、現地でのお支払いとなります(ライセンス取得講習は除く)。
- ダイビングツアーのインストラクターは原則として外国人です。日本人ガイドをご希望の場合は、別途3,000バーツが必要になります。この追加料金はグループ全体での料金です。たとえば、2名様でご予約の場合、追加料金はお一人様あたり1,500バーツとなります。
キャンセルポリシー
ツアー開催日の3日前から前日の午後5時(17:00)までにキャンセルされる場合、料金の50%をキャンセル料として申し受けます。前日の午後5時(17:00)以降にキャンセルされる場合は、料金の100%がキャンセル料として発生します。キャンセル料の発生について、あらかじめご了承ください。また、サムイ島に到着後は、お泊まりのホテルの部屋番号をお知らせください。到着後のご連絡がない場合、ツアーはキャンセルとさせていただくことがありますので、予めご了承ください。
チュンポンピナクルやセイルロックは沖合の深場に位置する挑戦的なポイントです
チュンポンピナクル、サウスウエストピナクル、セイルロックは、深い水深と強い潮流を持つダイビングスポットです。これらの沖合ポイントは気象条件の影響を受けやすく、急に波が高くなることや潮流が速くなることがあります。
沖合の深場でのダイビングは、海況によっては初心者には危険を伴うことがあります
安全を最優先に、慎重な判断をお願いします
近年、チュンポンピナクルやセイルロックなどの沖合ダイブサイトで初心者ダイバーが不安定な様子で水中にいることが増えています。技術や経験が不足していると、「危険」と感じる瞬間もあります。特に、チュンポンピナクルは、初心者にとっては難易度が高いことが多いです。しかし、2日目など経験を積んだ後であれば、これらのポイントでも問題なく潜ることが可能です。
例えば、久しぶりのダイビングで初日にチュンポンピナクルに挑戦することは、山登りで言えば冬山登りを初心者がいきなり試みるようなものです。スキーで言うと、初心者が急斜面に挑むようなもの。まずは基本から始め、徐々にステップアップしていくことが重要です。
カタマラン型スピードボート、スピードボート、どちらのツアーもダイバー、シュノーケリング、体験ダイビングの方が同行することが可能です。ダイバーが主体のツアーですので、沖合のポイントでシュノーケルする場合がありますので、シュノーケリング経験がある方が良いでしょう。
サムイ島での安全ダイビング:最低限覚えておくべきルール
せっかくのサムイ島旅行です。安全に潜って楽しい思い出だけを残しましょう。
① 潜水前の機材チェック
タンクのバルブがしっかり開いているか、残圧計でタンク内のガスが200気圧(bar)あるかを確認しましょう。レギュレーターでの呼吸がスムーズか、BCDに空気を入れたり出したりできるか、空気漏れがないかなど、事前のチェックで多くの水中トラブルを防げます。
② 息を止めない
水中での呼吸を止めることは絶対に避けましょう。大きくゆったりと呼吸することが大切です。
③ 浮上速度の管理
浮上速度は分速9メートルを超えないよう注意しましょう。速すぎる浮上は、減圧症のリスクを高めます。
④ ダイビング後の飛行機搭乗制限
減圧症を防ぐため、ダイビング後すぐの飛行機搭乗は避けましょう。1回潜った場合は18時間、2回以上潜った場合は24時間は飛行機に乗らないようにしてください。
⑤ 深く潜れば潜るほど空気消費が早まる
水深が深くなるほど、タンク内の空気消費速度が速くなります。適切な空気管理を心がけましょう。
⑥ 水面でのBCD操作
ボートからエントリーする際や、ダイビング終了後は、BCDに空気を満たして浮力を確保しましょう。
⑦ 空気残圧の頻繁なチェック
ダイビング中、タンク内の空気残圧は定期的にチェックし、80気圧(bar)になったらガイドに知らせてください。
⑧ はぐれたら水面で待つ
もしガイドやバディとはぐれてしまった場合、最初に周囲をしっかりと見渡して探しましょう。見つからない場合は、安全に水面に上がり、BCDで浮力を確保し、ガイドやバディとの合流を待ちます。この時、絶対にはぐれた状態で一人でダイビングを続けることは避けてください。これは世界中のダイバーに適用される重要なルールです。バディシステムはダイビングの安全を守る基本であり、一人で行動することはリスクを大幅に高めるため、厳に慎むべきです。
これらのルールを守り、安全第一でダイビングを楽しみましょう。不安な点があれば、ガイドに遠慮なく質問してください。安全を確保することで、ダイビングがより楽しいものになります。サムイ島での素晴らしいダイビング体験をお楽しみください。
ダイビングツアーで最も大切なのは『安全』
20年間以上、無事故の実績
当店のダイビングインストラクターは、指導団体SSIのインストラクターコース受講終了後、弊社独自のダイビング安全実施講習の受講を完了しております。
インストラクター養成を長年行ってきたスタッフが、在籍インストラクターのスキルや指導法を確認しています。
1名のガイドが引率するお客様の最大人数比は、繁忙期で最大4名ですが、 平均値は2名様です。
安全第一を念頭に、お客様の経験本数と最終ダイビング年月、年齢等、様々な要素を考慮の上、可能な限り経験値(ダイビング経験本数等)
に合せたグループ分けを行って、安全で楽しいダイビングを提供できるよう心がけております。
14:00帰着のセイルロックツアー
当ツアーはセイルロックでの2ダイブを楽しむことができ、最も早く帰着するツアーです。通常、14:00にサムイ島の桟橋に戻る予定です。セイルロックまでは約45kmの距離にあり、移動には約1時間を要します。
サムイ島からの半日ダイビングツアーはご利用いただけません
サムイ島周辺の海域は、沖合15kmまで水深が浅く広がっており、この範囲内の海水は比較的濁りやすいため、透明度の高い海を求める場合は15km以上沖合へ出る必要があります。地理的条件から、透明度の高い海を楽しめるセイルロック(約45km沖合)やタオ島(約60km沖合)へのツアーは、早くとも午後3時以降にサムイ島への帰着となるため、サムイ島発のダイビングおよびシュノーケリングツアーは全て終日を要するものとなります。セイルロックへのツアーであっても、出発は午前9時、帰着は午後2時のスケジュールです。
サムイ島空港に朝一番に到着する飛行機の便名はPG101便 7:20着です。(繁忙期には臨時便が増便されることがあります。)
PG101便で到着される場合は、ツアー参加が可能です。別途空港送迎代金400バーツ(1台あたり)と、スーツケースお預かり代金250バーツが必要になります。また、ツアー代金の事前振込が必要です。
サムイ島から出発するダイビングツアーでは、主にタオ島周辺の息をのむようなダイブサイトを探索します。タオ島自体、約20キロメートルの周囲に複数のダイビングポイントを抱え、美しい海底景観を提供しています。特に「チュンポンピナクル」と「サウスウエストピナクル」は、ダイビング愛好者にとって外せないスポットです。ここでは、カラフルなサンゴ礁や豊富な海洋生物を間近で観察できます。
さらにタオ島の僅か数百メートル沖合に位置するナンユアン島も、美しいダイブサイトで知られています。ここでは、透明度の高い水中で「ツインズ」や「レッドロック」、「ホワイトロック」など、多様なダイビング体験が可能です。
タオ島周辺以外で訪れるべきポイントとして、「セイルロック」があります。この場所はタオ島とパンガン島の間に位置し、ジンベイザメが出現する可能性が高いことで知られています。セイルロックは、その壮大な海中景観と豊かな海洋生物で、ダイバーを魅了し続けています。
これらのダイブサイトは、タイ湾の一日に一度しか潮汐がない特徴的な海域に位置しており、塩分濃度が低めで栄養豊富な水が、豊かな海洋生態系を支えています。また、タオ島自体が隠れ家的なプライベートリゾートの雰囲気を持ちつつ、ダイビングを主目的とする国際的なゲストが多く訪れることで知られています。
このように、サムイ島発のダイビングツアーは、豊かな海洋生態系、息をのむような海中景観、そして様々なダイビング体験を提供する、ダイバーにとって夢のような目的地です。海の条件や季節によっては、さらに特別な海中景色が待っているかもしれません。
海のツアー[2]
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